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【目 次】


第1章 はじめに
第2章 請求原因事実
第1 原賠法3条1項の要件該当性
1 当事者
⑴ 原告
⑵ 被告
2 被告の損害賠償義務
第2 本件事故の概要
1 本件事故の経緯
⑴ 地震発生後の状況
⑵ 放射性物質放出に至る経緯
2 本件事故によって放出された放射性物質の種類と量
⑴ 放出された放射性物質の概要
⑵ 放射性物質の放出量が多いこと
3 住民の被ばく
⑴ 放射性プルームによる被ばく
⑵ 放射性ヨウ素のデータ
⑶ 日本原子力研究開発機構によるシミュレーション
⑷ 国立環境研究所によるシミュレーション
⑸ 安定ヨウ素剤の服用機会がなかったこと
第3 甲状腺がんとその治療方法について
1 甲状腺
2 甲状腺がん
3 甲状腺がんの危険因子
⑴ 甲状腺がんの危険因子‐放射線被ばく
⑵ 甲状腺がんの危険因子‐遺伝
⑶ 甲状腺がんのその他の危険因子
4 乳頭がんの治療について
⑴ リスク分類
⑵ 乳頭がん治療のアルゴリズム
⑶ RAI治療について
⑷ ホルモン補充療法について
第4 本件事故後,原告らが小児甲状腺がんに罹患したこと
1 本件事故時の原告らの年齢
2 本件事故時の原告らの住所
3 原告らが小児甲状腺がんに罹患していることが判明した時期及びその経緯
4 その後の治療,症状の経緯
第5 本件事故と原告らの甲状腺がん罹患の因果関係
1 本件事故後,福島県で発見されている小児甲状腺がんの患者数
2 甲状腺がんの発生頻度
⑴ 甲状腺がんの罹患率
⑵ 小児甲状腺がんが希少な疾患であること
3 小括
第6 原告らの請求額
1 原告らの受けた被害
⑴ 前提となるべき事実
⑵ 原告らの甲状腺がんについて
⑶ RAI治療
⑷ ホルモン補充療法
⑸ 再発の恐れ
2 包括的一律請求について
⑴ 損害費目毎の個別積み上げと包括一律請求
⑵ 本件の特徴
⑶ 小括
3 相当な損害額について
⑴ 原告らが小児期又は青年期に甲状腺がんに罹患したこと
⑵ 逸失利益
⑶ 原告ら家族の悲嘆
⑷ 原告らが保険に加入することができないこと
⑸ 被告の重大な過失と不誠実な態度
4 結論
第3章 本件を理解いただくための前提事実の説明
第1 被ばくに関する基礎概念の説明
1 放射性物質
2 放射線
⑴ 電離放射線
⑵ 電離放射線の持つエネルギー量
⑶ 電離放射線の特徴
3 被ばくの種類
⑴ 被ばくに関する単位
⑵ 外部被ばくと内部被ばく
⑶ 高線量被ばくと低線量被ばく
⑷ 均一被ばくと不均一被ばく
第2 チェルノブイリ原発事故の経験
1 チェルノブイリ原発事故と小児甲状腺がん
⑴ 小児甲状腺がんの発生
⑵ チェルノブイリ原発事故による小児甲状腺がんの原因
⑶ チェルノブイリ原発事故による小児甲状腺がんの発生範囲
2 チェルノブイリ3国における小児甲状腺がんの状況
⑴ チェルノブイリ原発事故と汚染範囲
⑵ チェルノブイリ原発事故の各国報告書
⑶ ウクライナ政府報告書
⑷ ベラルーシ政府報告書
⑸ ロシア政府報告書
3 チェルノブイリ原発事故によって発生した小児甲状腺がんの主要な特徴
⑴ 発症時期について
⑵ 小児甲状腺がんの男女差について
第3 小児甲状腺がんについて
1 野口病院
⑴ 解析の対象となった症例の概要
⑵ 治療の内訳
⑶ 合併症について
⑷ 再発率及び生命予後
⑸ 生命予後に影響する要因
2 隈病院
⑴ 解析の対象となった症例の概要
⑵ 甲状腺がんの状態
⑶ 治療の内訳
⑷ 再発率が20%以上あったこと
⑸ 再発に影響する要因
3 伊藤病院
⑴ 解析の対象となった症例の概要
⑵ 甲状腺がんの状態
⑶ 治療の内訳
⑷ 再発率が20%以上あったこと
⑸ 再発に影響する要因
4 小括
第4 放射線被ばくと小児甲状腺がんについて
1 放射線被ばくによる甲状腺がん化のメカニズム
2 甲状腺にどの程度の被ばくをすれば小児甲状腺がん罹患のリスクがあるのか
⑴ 僅かな被ばくでも甲状腺がん罹患リスクがあること
⑵ 小児甲状腺がん罹患のリスクと甲状腺等価線量の関係
⑶ 小括
第4章 福島県「県民健康調査」における評価とその不当性
第1 福島県「県民健康調査」の概要と現在までの結果及び福島県の評価
1 福島県「県民健康調査」の概要
⑴ 福島県「県民健康調査」とは
⑵ 県民健康調査の法的根拠
⑶ 県民健康調査の検査内容
⑷ 県民健康調査の目的
⑸ 山下俊一氏が辞任した経緯
2 「県民健康調査」の甲状腺検査
⑴ 甲状腺検査の内容と目的
⑵ 先行検査と本格検査
⑶ 1次検査及び2次検査の内容
⑷ 福島県立医大病院以外の診療情報が報告されていないこと
⑸ 甲状腺検査サポート事業の実施
3 福島県県民健康調査の結果
⑴ 先行調査(1巡目)
⑵ 本格検査1回目(2巡目)
⑶ 本格検査2回目(3巡目)
⑷ 本格検査3回目(4巡目)
⑸ 本格検査4回目(5巡目)
⑹ 25歳の節目検診結果
4 福島県県民健康調査に対する福島県の評価
⑴ 先行検査調査結果についての評価部会での津金論文
⑵ 評価部会による「甲状腺検査に関する中間取りまとめ」
⑶ 検討委員会による「県民健康調査における中間取りまとめ」
⑷ 本格検査1回目(2巡目)結果について評価がなされるに至った経緯
⑸ 評価部会による「甲状腺検査本格検査(検査2回目)結果に対する部会まとめ」
⑹ 検討委員会による了承
第2 評価部会及び検討委員会による評価に対する批判
1 被ばく量がチェルノブイリ原発事故に比較して少ないことについて
⑴ 科学的に無意味な指摘であること
⑵ 1080人実測の問題点
⑶ 放射性ヨウ素による被ばく量についての断片的情報
⑷ キセノン133による強烈な外部被ばく
⑸ 小括
2 被ばくからがん発見までの期間について
⑴ 検討委員会の主張の根拠
⑵ 反論
⑶ アメリカCDCの見解
⑷ 小括
3 本件事故当時5歳以下からの発見の有無
⑴ 検討委員会の主張の根拠
⑵ 反論
4 地域差について
5 小括
第3 県民健康調査を巡るその他の問題点について
1 過剰診断,過剰治療がないこと
⑴ 鈴木眞一教授の報告
⑵ 小括
2 県民健康調査の運営上の問題点
⑴ 集計外,枠外のがん患者の存在
⑵ 市町村データが非公開とされていること
⑶ そもそもデータの外部提供がなされておらず第三者の検証がないこと
⑷ 理由なく4地域区分を放棄したこと
⑸ 小括
第4 小括
第5章 結語