6月11日(土)上映会&シンポジウムのご案内
5月26日に甲状腺がんとなった若者6人が東電を訴えた裁判が
いよいよ始まりました!その原告さんが皆さんの前に初めて登場する
重要なイベントのご案内です。
東電刑事裁判の告訴告発から10年目にあたる6月11日、
アイリーン・スミスさんをお招きし、以下の映画上映とシンポを開催します。
貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。
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映画「MINAMATA」上映&トーク
被ばくと子どもたちの甲状腺がん
水俣と福島・アイリーン・美緒子・スミスさんと語ろう
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福島原発事故から11年―。
福島県では、300人もの子どもが甲状腺がんと診断されていますが、
政府は被曝との因果関係を否定し続けています。現実を封じこめ、政策が
「科学」を歪める構造は、「公害の原点」とされる水俣病と共通しています。
アイリーン・美緒子・スミスさんをお招きし、被害者を封じ込めている
社会の実像に迫り、被害者と歩むために何ができるかを考えます。
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日時:6月11日(土)13:00〜17:00(12:30開場)
会場:立教大学タッカーホール
13:00〜 映画『MINAMATA—ミナマタ—』(115分)上映
15:00〜 シンポジウム「水俣と福島・アイリーン・美緒子・スミスさんと語ろう」
資料代:1000円・(大学生以下無料)
定員:500人
ご予約:Peatixにて予約
https://311supportnet.peatix.com/
※当日受付も可能ですがなるべくご予約ください。
定員に達した場合入場できない場合があります。
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13:00 映画『MINAMATAーミナマター』(115分)
1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家ながら、酒に溺れ、
荒んだ生活を送っていたユージン・スミスのもとに、情熱的な日本人
通訳者アイリーンが訪れる。水俣病で苦しむ人々を撮影してほしいと
いうのだ。説得に応じ、水俣に足を踏み入れたユージン。現地で目に
したのは厳しい現実だった。偏見に晒された患者、力で押さえつける
工場、分断。水俣病と共に生きる人々に向き合ったユージンと
アイリーンの姿を、俳優ジョニー・デップがプロデューサーを引き
受け映画化した。日本では2021年秋公開。
公式サイト:longride.jp/minamata/
15:00 シンポジウム「水俣と福島〜アイリーン・美緒子・スミスさんと語ろう」
「多くの子どもが甲状腺がんに苦しんでいる」などないと否定する
政府や福島県。放射線被曝による健康影響を口にすれば、「風評被害」
や「差別」を招くと批判され、被害者が声をあげられない状況が
続いてきました。しかし、今年1月、6人の甲状腺がんの若者が
立ち上がり、裁判を提起しました。
そこにある事実が政策を導かず、政策が事実と科学をねつ造する
という構造は、水俣病と共通しています。アイリーン・美緒子・
スミスさんとともに、これからの道筋を考えます。
パネリスト
アイリーン・美緒子・スミス(環境団体グリーンアクション代表)
井戸謙一弁護士(311子ども甲状腺がん裁判、子ども脱被ばく裁判の弁護団長)
311子ども甲状腺がん裁判の原告
河潤美弁護士(311子ども甲状腺がん裁判弁護団)
砂川浩慶教授(立教大学社会学部メディア社会学科教授)
コーディネータ:白石草(OurPlanet-TV)

