2011年に起きた東京電力福島第一原発事故。この原発事故によって放出された放射線に

さらされ、甲状腺がんを発症した子どもたちがいるのを知っていますか?”

 東日本大震災から11年目の2022年1月27日。

この約10年間、声を上げることができなかった福島県の小児甲状腺がんの

患者がついに立ち上がりました。

 

 

「311子ども甲状腺がん裁判」は、

原発事故に伴う放射線被ばくと病気との因果関係を裁判所に認めてもらい、

被害者への補償を求めるものです。

 

東京電力福島第一原発事故と病気との因果関係を争う、

住民による初の集団訴訟です。

 

原告と弁護団は、この裁判を勝ち抜き、7人の原告だけでなく、

全ての患者が救済されるよう、新たな制度を実現したいと考えています。

病気と長く付き合っていかなければならない甲状腺がん患者が

将来的に安心して過ごせることが最終的な目標です。

 

裁判は長期化する可能性もあります。

原発事故の被害を受けた子ども・若者が、未来を向いて、

不安なく過ごすことができるように、

わたしたちと一緒に応援しませんか。

 

 多くの方からのご支援をお待ちしています。

 

311甲状腺がん子どもネットワークは、

「311子ども甲状腺がん裁判」裁判を支援するために結成した

国際的なネットワークです。

 

原発事故後の被ばく影響について取り組んできた

市民、弁護士、医師、研究者、NPO団体の関係者、ジャーナリストなどが、

立場を超えて連携しています。

 

現在の原告は7人だけですが、今後、原告が増えた場合にも、

同様に支援を行っていきたいと思っています。

一人でも多くの子どもたちを支援するために、

みなさまの温かいご支援をお待ちしております。

 

「311子ども甲状腺がん裁判」の原告は7人です。

 

最年少は高校生。事故当時は幼稚園の年長さんでした。中学生の時に手術を

受けたものの、再発し、2度目の手術を受けました。7人のうち、なんと4人が

がんの再発を経験しています。また、中学生の時に被ばくした原告は、

4回もの手術を受けています。放射線ヨウ素を服用する

「アイソトープ治療」を経験した患者も4人にのぼります。

 

進学や就職でも数々の困難を抱え、大学を中退せざるを得なかった原告もいます。

原告に思いを馳せてください。

 



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