環境ジャーナリスト グリーンアクション代表

アイリーン・美緒子・スミスさん

 

一生にわたる被害を受けた10代、20代が立ち上がり、初めて起こす裁判を、全国、そして世界の人が知り、応援していくことが大切です。

先頭に立つのは、いつも大変なこと。この高いハードルを越え、原告となった皆さんの勇気に敬意を表します。人災事故である福島原発事故によって、若い世代が生涯にわたる深刻な傷を負う。許されることではないです。被害を起こした社会にしっかりと責任を取らせる裁判にしていきましょう。


シカゴ大学名誉教授 ノーマ・フィールドさん

 

6人の原告の皆さんが提訴に踏み切ったことを知り、胸が躍る思いでした。

緑の風船を頭上に法廷に向かう弁護団や支援者の写真を見て、涙が込み上げてきました。なぜでしょう。若いみなさんがこんな大変なことをしなくてすむ方がよほど良いに決まっています。

 

でも、3.11以降、あまりにも多くの人たちが口をつぐみ、孤独な闘いを強いられてきたのではないでしょうか。病気が知れたら差別を受けるのではないか。いわゆる復興を妨げ、周りにとって迷惑な存在として受け止められるのではないか。差別は決して容認できませんが、甚大な被害を被った地域の人たちが沈黙を守ることについて、ずっと悩んできました。もしかしたら、誰もが自分や子どもの未来が不安で、蓋をするしか生きていけない、と苦しい選択をしてきたのではないでしょうか。

 

このたび、原告の皆さんが勇気を奮って真実を訴えることは社会全体にとって解放の一歩を意味します。 チェルノブイリでは事故から10年経ってやっと小児甲状腺がんと事故の因果関係が国際機関によって認められました。福島では、日本政府や国際機関がまるで過去の負い目を払拭するかのように躍起となり、まともに根拠も示さず因果関係を否定し続けてきました。こんなひきょうな責任回避を許すわけにはいきません。若い原告を支援し、真実が明らかにされ、責任を負うべきものが責任を負うことで私たちはもう一度社会を信じる気になれるのではないでしょうか。それは希望の復活でもあります。


音楽家 坂本龍一さん

 

この裁判を応援しよう!  

 

音楽家の坂本龍一さんから、シンプルな、力強いメッセージが届きました。

坂本さんは本キャンペーンが始まってすぐに、たくさんのみなさんのうちのひとりとして、支援もしてくださいました。

声をあげた6人の若者を、同じ時代を生きるひとりとして、共に立ち、支えてください!


NPO法人ガイア・イニシアティブ 代表 野中ともよさん

 

 

アンダーコントロールどころか「フクシマ」は、今もOn Goingで地球のいのちに様々な影響を与えています。日本中に、世界中に、もう2度と同じ惨禍を起こさせない。そのために、小さないのちが立ち上がってくれました。

 

地震は防げませんが、「人災」は防げます。何が起き、何がどうなったのか。「事実」や「因果関係」への、真摯な問いかけと、責任の所在を詳らかにすることでもあるこの裁判は、私たち一人ひとりの「いのち」を守る裁判でもあると思います。あなたも、是非、応援の輪に!